軽鉄工事とは

まず初めに軽量下地材とは何かについてお話しします。

壁、天井を作る際に使用する下地を鋼材(Steel)にて構成しているものです。
内装工事で使われ、マンションやオフィス、学校、病院などあらゆるところに入っています。
■Light(軽い)
■Gauge(規格)
■Steel(鋼鉄)
の頭文字をとりLGSと略されたりします。

鋼鉄というとかなりずっしり頑丈なイメージですが、軽量下地は厚さ1.0mmを切るぐらいの鋼板を曲げて成形していますので、
かなり軽いものになっています。

下地には、軽量下地と木下地がありますが、後者と比較しますと
■材料が軽い
■物の強度が強い
■施工が早い
といった特徴があります。

どんな材質なのか?

溶融亜鉛メッキ鋼板という材質で表面にメッキ処理をしてあります。
そのため簡単には錆びないようになっています。

どうして下地を作るのか?

たとえばオフィスであれば、電気を通すための配線や快適に過ごすための空調設備が必要になります。
下地を組まずそのままであれば配線や配管が剥き出しとなり意匠性が落ちてしまいますが、
下地をボード(貼物)で目隠しをすることで意匠性を上げることができます。
また通常吹き抜けになっているフロアを間仕切ることで使い勝手の良いオフィスを仕上げることもできます。

どんな製品があるのか?

先ほど挙げたように天井や壁を構成し、天井には野縁や野縁受けといったバー材を
クリップ、ハンガという小物で組み合わせて天井を作ります。


壁の方では、スタッド、ランナー、スペーサーそして振れ止めといった部材で構成しております。
壁を作るこの4つの製品については間を仕切り、壁を作ることから間仕切材をも呼ばれます。

軽鉄工事例